2008年09月29日

ポニョポニョな夏も・・・

ポニョの感想文を保留している間にすっかり秋になってしまいましたわ!
インチキな秋風味な日があったかと思うと夏に逆戻りしたりしてたけど、ようやくホンモノの秋になったのかな・・・

さて、今年の夏はポニョな夏でした!w
今のところ3回は劇場で観たかな。
もう近所のシネコンじゃレイトはなくなってしまったけど、なんとか上映は続いてるもよう。
何度観てもいいんだけど、ヒマはないし他の映画も観たいし、まあDVD待ちかな。^o^

「崖の上のポニョ」は宮崎駿さんの最高傑作、もっと言えば、映画史上でも傑作だと思います。
ヴェネチア映画祭での評じゃないけど、他の映画の色彩が失われる(灰色)になってしまう程の力のある素晴しい作品です。
ただ、全ての人がそれを感じる事ができるかと言えば「否」ですね。^o^;
作品なんてそんなもんです。

いろんな感想がありましたが、実感できずともそれぞれの言い分はそれぞれの観客に見合ったもので整合性はあるんじゃないかと思いました。
普段何を思考し感じて求めているかで違うんじゃないでしょか。
どのような分野の作品でも、その時の視聴者/読者の状況によって受け取るものは違ってきます。

ポニョがおもしろいのは、その多重構造。
対象年齢の幼児的視点、子供を育てる親の視点、その他の視点といろいろ感じるものは違うでしょうが、単純に、純粋な視点で受け取るものといろいろ感じ取れる深みの存在する作品でした。
純粋視点からでも愉快痛快な全てを振り切って爆走する作品ではあるのですが、深みのある部分はとてつもない怪物です。
よくまああれだけのものが詰め込めたものだ、と、ラッキョウやらタマネギやらを想起させるトンデモな詰め込まれ方。w

一体何が詰め込まれてるの?と疑問に思う人もいるかもですが、これはどれだけ様々な思考や作品のバックボーンがあるかで見つけられるものが違ってくると思います。
でもって、それらが宮崎駿さんの中で統合されてまとめられている!w
純粋視点も当然無関係でなく、全部ひっくるめてはっきりとした思考が表明されていて、尚且つ、観る側の自由を全く縛らない。
いろいろな意味で恐ろしい作品です。
が、感動を通り越して歓喜につながる作品でもあります! ハートたち(複数ハート)わーい(嬉しい顔)ハートたち(複数ハート)
あくまでも観る人によりますが。^o^;

お勧めできる人としては、「素直な人」「愛情を大切にする人」「クリエイター」「哲学する人」かなぁ。
できればなるべく大きなスクリーンがいいです。
少しスクリーンサイズが違ったり音響が違うだけでかなり差があります。

私個人が何を観たか、何を見つけたのかについて詳細は語りません。w
ただ、例の息子氏の「ゲド戦記」を完全に払拭したのは確かですね。
それについてもすごい事をしていますが、やっぱり語りたくないです。
あーだこーだとトンデモ解釈を含めていろいろ言われていますが、根っこにある制作者の想いを掴めなければ恐らく全容は見えてこないんじゃないかな...と勝手に考えています。
単純に楽しむだけでも十分ですが、こんなにすごい作品にはめったにお目にかかれないんで、堪能できる人にはぜひ堪能して欲しい作品です。 三日月
posted by moonmoon at 19:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 映画! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする